女性の自立支援
発展途上国に住む女性の3分の2は、家族のために一家を支える最も重要な柱、食料の生産者、農地の管理者として大部分の責任を担いつつ、まったく安定しない仕事に就き、十分な賃金を得ていません。
ETWの経済発展のプロジェクトは、職を失い、経済的に危うい立場の10万人の女性が特殊技能や手段を身につけて、家計をやりくりできるようになることを目指します。
ETWは職業訓練、創業資金の貸与、販売促進活動の支援、提携銀行からのマイクロ・クレジット(小口融資)の提供を通して、経済的格差を縮小させることに取り組んでいます。
これまでの調査によると、能力と平等なチャンスを女性に与えることは、貧困を減らす最も効果的な方法のひとつであることが、あらゆる地域社会で証明されています。
自立支援教育と雇用
ETW自助協同組合は、農業振興と地方の活性化を目的としてインド連邦準備制度理事会銀行と国立銀行によって打ち立てられた方式に基づいています。
ETWのボランティア・プログラム・コーディネータは、職業訓練を開始する前に、まず、それぞれの対象となった地域社会特有のニーズや、地域社会にある技能や資質を識別します。
そして、それぞれの対象となった地域社会からよせられたプランや提案からコースが採択され、次に、信頼のおける職業訓練団体でコースが提供されます。
最終的に、それぞれ約20名の女性から成る自助協同組合が地理的な近さによっていくつか結成されます。(協同組合に所属する女性の家族の男性もまた、職業訓練を受ける資格があります。)
そのようにして活動を始めた協同組合が、自治活動をし、経済的にも採算がとれて自立できるまで、ETWは彼女たちを支援します。
職業訓練を提供することに加え、ETWはそれぞれの協同組合が利益をあげることが可能なビジネス・プランを発見することを助け、そして、協同組合の製品の包装や、販売促進活動も手伝っています。
現在まですでに、3000人以上の女性の自助協同組合が設立され、20人1組で有能な女性たちが運営しています。
マイクロファイナンス(小口金融)
ETWは各協同組合に初期資本を提供します。
また、協同組合の収益力を最大にするために、ETWは初めにそれぞれの組合が預金口座を開設することも援助します。
口座を開設すると、まず協同組合のメンバーに、毎週少なくとも10ルピー預けるよう奨励します。その預金が1000ルピーに達すると、組合はお金を貸すという事業を始めることができます。利子は最低に設定し、組合員が借りることができるのです。
銀行は最初の6カ月間、協同組合の口座の動きを見守っています。この協同組合に融資をしても安全かどうか、財務管理能力を査定評価します。
財務管理能力が認められると、最初の6カ月の間に預けたお金の4倍の融資が受けられます。協同組合の初期投資を400%増やすことになるわけです。
これまでに、ETWは1500の協同組合がそれぞれのビジネスを拡大するためにマイクロクレジット・ローンを受けられるよう援助しました。そして3万世帯の人々が利益を得ることができました。
巣を飛び出して大空に: ETW自助協同組合が独立して羽ばたく。
職業訓練が修了した段階で、協同組合は自力で運営し、収入を得ることを目指すよう移行します。ETWは、協同組合が拠点となる場所を持つことができるよう手助けします。拠点があれば、そこを中心に収入を生み出す活動ができるからです。メンバーの家を拠点として使うグループもいます。
ETWが職業訓練と原材料を提供する間に、多くの人が協同組合を立ち上げて事業を始め、それを継続していくよう勧めています。
運営が軌道にのれば、組合のメンバーは売り上げの総利益を受け取ることができます。もちろんETWは一切の利子も利益も受け取りません。自助協同組合の設立によって人々が自立すること自体を支援しているからです。
ETW 自助協同組合は、現在以下のような分野で独自のビジネスを運営しています。
手工芸
ターリー(会計システム)
美容院の経営
女性の生理用品
紙製品
ファッション志向の衣類
制服
革製品
ベーカリー
ムール貝の養殖
水産養殖
手織機
シュロ作り
コミュニティの農業
食品加工
バナナ農園
米粉生産









